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通所訓練に在宅訓練を組み合わせて就労を目指してみませんか?
就労移行支援の在宅利用・在宅訓練
事業所に通所することで就職に向けたサポートを受けられる就労移行支援。しかし、なかには就労移行支援事業所に通うことが困難な障害者の方もいらっしゃることでしょう。
そんな時に自宅で就労移行支援が利用できる在宅訓練があれば良いのにと思った方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は就労移行支援の在宅利用・在宅訓練をテーマに、解説していきます。
就労移行支援の在宅訓練は条件付きで可能
利用には下記2つの要件を満 たす必要があります。
①在宅でのサービス利用を希望している
②在宅でのサービスによる支援効果が認められると市町村が判断した
どんな人に向いている?
就労移行支援事業所の在宅訓練がおすすめな方は、外出や通所が困難な障害のある方です。
精神障害などの症状により満員電車や人混みが苦手な方もいらっしゃいます。
そんな時は、在宅訓練を利用することも1つの方法ではないでしょうか。
就労移行支援の在宅利用の訓練内容
就労移行支援事業所で実施される在宅訓練は主にPC(パソコン)などを使ってオンライン上で支援員とやり取りを行いながら進めていきます。
また、講座形式で学んでいく部分は、映像授業を視聴して不明点がある場合はオンラインで個別にサポートします。
在宅訓練ではどんなことを学習していくの?
在宅訓練では、利用者の方が目標とする仕事に必要なスキルや資格取得のサポートから、働く上で必要な最低限のビジネスマナーまで障害のある方一人ひとりに最適な計画書を作成し、訓練していくことになります。
日々の訓練内容の管理
在宅訓練の場合、遠隔から毎日ちゃんと計画通りに進められているのか、利用者さんには日報を作成してもらい、日々の訓練を管理しています。
また、一日2回以上スタッフが連絡を入れるので在宅訓練でも孤独や不安になる心配はありません。
在宅で就労支援を受ける利用方法と手続きの流れ
在宅訓練を利用したい場合、利用条件や料金は就労移行支援事業所を通所する方と基本的に同じです。
18歳以上65歳未満の方で、一般企業への就職を目指す障害のある方なら利用できます。
最後に
昨今、働き方は多様化してきました。そういった時代背景に合わせた人材を育成するために
アフレッシュ水戸では、通所訓練のみでなくリモートワークにも対応できるように在宅訓練を取り入れています。
ただし、在宅訓練だけではなくあくまでも通所をメインにしましょう。
なぜなら、就職して一般企業で働くとなるとまだまだテレワークよりも出勤スタイルのほうが多いため、それに適応するには通所という習慣に慣れておく必要があるからです。
さらに、通所することで細かい気づきや変化に支援員もより敏感に察知することができ、より適切な支援が行えることです。
また、在宅訓練の場合、自己管理に頼る部分も多く、働く意欲やモチベーションの低下、本人が持つ可能性を引き出す機会を失ってしまうこともあります。
したがって、まずは就労移行支援を受ける場合、在宅訓練が妥当であるかを医療関係者や支援者などと相談しながら決定していくことをおすすめします。