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容器から水が移動する!?

こんにちは。

就労移行支援事業所 アフレッシュ水戸です。

 

皆さんは「毛細管現象」という現象をご存知でしょうか?

毛細管現象とは、細いガラス管や布などの細かい空間を重力や上下左右関係なく液体が浸透していく現象のことです。身近な例としては、植物が根から水を吸い上げる現象やタオルや布の端を濡らすと上の方まで吸い上がっていく現象などがあります。

 

そんな毛細管現象ですが、私たちの身近にあるプラコップ,絵の具,ティッシュペーパーで簡単に実験することができるとの事なので、実際にやってみました!

プラコップを2つ用意し、片方に絵の具で色をつけた水を入れます。ティッシュを3~5枚ほど取って細長く丸め、片方の端を水の入ったプラコップに入れます。更にティッシュペーパーの中間を曲げて、もう片方の端を空のプラコップに入れましょう。

しばらく待ってみると…?

橋渡しした細長いティッシュペーパーから色水が滴って、色水が移動しました!

 

 

細い管を水につけると、表面張力の影響でせり上がったふちに水面が引っ張られ、上昇します。また、管と水の分子との間に働く付着力が大きいため、水は管の壁に引き寄せられて移動します。管が細いほど、水はより高い位置まで移動していきます。

今回の実験では、ティッシュペーパーの繊維同士の細かいすき間が、細い管と同じような働きをして水を吸い上げました。

この毛細管現象は布地を染める時にも利用されているそうです。とても簡単で奥深い実験ですので、皆さんも是非やってみてくださいね!


 

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