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紙の形状記憶を観察してみました!

こんにちは。

就労移行支援事業所 アフレッシュ水戸です。

 

天候が不安定な日や猛暑日が続く中、来週には台風7号が日本を縦断するようです。非常用バッグの点検や避難経路の確認など、台風の備えを済ませておきたいですね。

 

さて、アフレッシュ水戸では先日、「紙の形状記憶」という実験を行いました。

花びらや星の形に切ったコピー用紙や画用紙、折り紙を小さく折り畳み、それを水の上に置くと…

まるで花が開くように、折り目が伸びて元の形に戻っていきました!!

どうして紙が形状記憶合金のようなはたらきをするのでしょうか?

 

紙は、植物の繊維を絡み合わせて作られています。植物の繊維は水分を吸収すると太く、短くなる性質があります。折りたたんだ紙を水に浮かべると繊維が水分を吸収し、折り目の外側の繊維は折るときに引き伸ばされているので、特に強く収縮します。その結果、水面側に紙が引っぱられるので折り目が伸び、花が咲いたように見えるのです。

 

この現象は、紙だけでなく綿や麻などの植物繊維で作った布でも生じます。その例として、シワになった衣類に霧吹きの霧や、アイロンのスチームを当てるとシワを伸ばすことができる…というのがあります。

 

水とバット、画用紙等の紙を用意するだけでできるこの実験。暑さで外出するのが難しいこの時期。是非、ご家庭でやってみてはいかがでしょうか!

 


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